今年一番の寒さ
今日の朝はとっても寒かったです。
今朝のニュースで全国的に今年一番の寒さだとのこと。
季節の変わり目は風邪などに気をつけないといけません。
透析患者は健常者に比べて感染症に罹りやすいということも
今年はインフルエンザワクチンが例年より少ないというニュースを見ました。
予防接種する時期が遅くなるとワクチンがありませんという事態になるかもしれない。
はやくインフルエンザ予防接種するとワクチンの効く期間はきまっています。
流行の時期が遅いとインフルエンザワクチンの効果が無くなっているということも考えられます。
インフルエンザワクチンをいつ打てばよいのか悩んじゃますね
この冬を風邪やインフルエンザに罹らず健やかに乗り越えられたと願ってます。
警告アラームが鳴っちゃいました
今日の透析で透析開始から二時間くらい経って上限アラームが鳴りました。
圧が200越えに!
腕を曲げたり動かしたりすると一時的に静脈圧が上がり警告アラームが良くなったりします。
圧が200越と異常値なので透析装置を止め、針先の確認。
シリンジを持ってきてV側の血液を吸い取り、ガーゼに広げて確認すると・・
大きいコアグラが見つかりました!!
いや~久々に大きいコアグラを見ましたね(笑)
これじゃ血管内に抵抗ができるはずですね
静脈圧が高くなり何度かコアグラが見つかってことがあります。
透析機を再度運転開始してモニターを確認すると静脈圧は正常な範囲になってます。
あとは順調に透析が終わりました♪
今日も透析が無事終わったことに透析スタッフに感謝です。
透析生活を上手に過ごすには家族の協力も大切
透析は腎機能が回復しない限り一生続く治療です。
現在の医学では透析をしないといけないくらい悪くなった腎臓は元に戻ることは不可能です。
唯一人工透析を止める手段は腎移植しかありません。
腎臓移植というのはドナーも必要で誰でも受けれる治療ではありません。
殆どの透析患者というのは透析と一生付き合わなればなりません。
透析治療を受けている限り食事制限や水分制限を続けなれば合併症の悪化が起こります。
ある一定期間食事制限や飲水制限なら続けることがあまり苦にしなくても可能かもしれません。
しかし食事制限、飲水制限が一生続くと節制を守れない患者が出てきます。
そのときに家族の協力ってすごく大事だと思います。
飲水制限しているのにこのジュース美味しいよと家族が言ったとしたら・・
我慢しているについ飲んじゃうことも考えられます。
看護師さんが話していましたが、水分コントロールが全く出来なくて5キロも6キロにも体重増やす患者さんが入院。
入院中には差し入れは止めてもらって病院食と一日に決められた水分量で生活してもらってドライウエイトに戻したいと家族に協力を求めたそうです。
何日経っても体重が増えてくるので本人にジュースをのんでませんかと聞いても飲んでないと・・
病室に見舞いに来た旦那さんに丁度会ったので、差し入れにジュースや飲料水を盛って来てませんかと聞くと、「持って来てません」というポケットには飲み物の缶がバンバン入れていてコントのような状況だったそうで(笑)
透析患者って精神的に弱い分部が少なからず出てくると思います。
透析生活を健康的に過ごすには周りの配慮も必要なんじゃないかと思うことがあります。
除水出来ない透析患者
透析治療というのは腎機能が失われているので体内で出来た不要な毒素や水分を尿として排出することができません。
なので・・
ダイヤライザーを介して不要な毒素、水分を体内から除去する治療法です。
自分の体の腹膜を使って毒素、水分を除去する腹膜透析というのもあります。
透析施設で行われているのはダイヤライザーを使った人工透析治療になります。
透析患者というのはほぼ健常者とおなじような生活ができるんですが・・
水分制限と食事制限というのがあります。
尿が排出できないのでジュースやお茶、水分を摂れば体内に溜まっていくんです(>_<)
飲水だけでなく食事にも水分が含まれてます。
食物の栄養が腸から吸収されて身体の中で代謝水(酸化水,燃焼水)というのも出来るんです。
本来尿として排出されなければならない余分な水分が身体の中で溜まって血液、体液が過剰な状態になってます。
血液が過剰に多ければ心臓が大きく膨らむことになり心臓に負担がかかります。
一般的に目安とされている体重増加はドライウエイトの3~5%と言われてます。
体重の増えに関して毎回のように注意されている透析患者さんがいます。
小柄なオバサンなのに6キロも除水しなくてはならないことが度々あります。
6キロも除水しなくてはならないので5時間透析では引ききれないので6時間は透析しましょうねと言われてました。
それでもかなりの量残ってしまう。最低6時間と念をおしてました。
透析後4時間も過ぎたとこから5時間にしてと看護師さんやMEさんに頼んでました。
こういう患者さんって言い訳が多いんですよねぇ
透析後病院に行きたいとか、その日は祭日なので緊急以外は病院は休みじゃないのと看護師さんに突っ込みをいれられてました(笑)
みえみえの言い訳して透析時間を短くしようとします。
この患者さん心臓に疾患があるので体重増があるとある意味生命の危機があるといえます。だからスタッフのみんなは出来るだけ除水して心臓に負担をかけないようにと長時間透析しましょうと励ますのですが・・ 当人にはその思いは届かないようです。
透析中もいびきをかくほど寝ているので血圧のアラームがなりっぱなし
15分間隔で自動で血圧を測らないと低血圧の心配がある患者さんなのです。
寝ないでくださいね頻繁に起こしに来るので騒がしいです。
心臓病があり身体に3Kも水分を残して帰すことは病院スタッフとしては体が心配。
でも、どんなに身体に悪いとしても患者を縛り付けてまで透析をすることはできません。
自分の体は自分で守るしかないのに・・
隣の煩いいびきをかいてるエロジジイや除水出来ない透析患者をみていると、透析患者ってわがままな人が多いと言われても仕方ないなって思ってしまいます・・
透析看護師へ転職
四月から透析看護師に転職した看護師さんが来ました。
前に退職した透析看護師さんの補充ということで入ってきた看護師さんもいたんですが、新年度になって若くて可愛い看護師さんが来ました。
以前に入ってきた透析看護師さんは明るくて元気な女性です。
まぁ良く言えば明るく元気といえるんですが・・
スタッフ同士でダジャレを言ったり大声で「ぎゃはは~」と透析室内に響く笑い声。
スタッフ同士の会話がまる聞こえですよ(笑)
軽い冗談や傍に来て会話を楽しむというのは透析中にリラックスしたり透析時間を忘れさせたりしてくれるので大切な事だと思います。
でも大声の看護師さんはちょっと疲れちゃいます。
悪い人ではないのですが、私とは合わないなぁ
透析室はできれば静かに過ごしたいんです。
今度の透析看護師さんは20代でとっても若い。
先輩看護師さんに説明を受けている時にちゃんとメモしながら聞いていたので好感がもてます。
透析室の看護師さんの長所やメリットは夜勤が無く日勤が主な仕事になるので働きやすいといえます。
20代の若い看護師さんの中には仕事と遊びを両立したいので日勤で働きたいという人も多くいます。
30代の子育て世代では透析看護師は日曜が休みなので子供の参観日や運動会や日曜に家族で過ごせるという事がメリットして考えられてます。
看護師さんの収入で言えば夜勤をすることで収入が多くなります。
若い世代や子育て世代では高収入よりも余暇に使う時間や日曜に家族で過ごせる時間を大切にしたいという看護師さんたちがいるようです。
またベテラン看護師さんなると自分の納得のできる仕事に付きたいと思う人も多いそうです。
例えば外来では毎日違う患者さんとの対応に追われることがあります。
毎日多くの新患さんと対応するので患者さん一人一人の病状の経緯が把握することが難しく一日の仕事をこなすことが精一杯・・
毎日その日の仕事をこなすだけの仕事より、患者さん一人一人に寄り添い看護師として充実した仕事をしたいと思う看護師さんも多いようです。
透析患者というのは現在の医療では腎移植以外では透析治療から離れることはなく、透析治療を死ぬまで受け続けなければなりません。
言い換えれば透析治療ができない状態なれば余命が尽きるということになります。
透析看護師というのは患者さんが転院か余命が尽きない限りずっと関わり続けることになります。
体調の良し悪し、合併症の有無などの病状と向き合いながら透析患者さんを看護することに生き甲斐を感じることもあるそうです。
同じ患者さんを余命が尽きるまでずっと看護できるというのは看護師身寄りに尽きるのではないでしょうか。
透析看護師に転職したいと思っている看護師さんはそういう部分にも魅力を感じているのではないでしょうか
私自身透析治療を受けてますので透析看護師さんには大変お世話になって感謝、感謝の日々です。透析看護師さんは素敵だなと思っています。
透析患者はわがまま!? その2
透析患者の中にはドクターやナースから指導を受けていることを守らない人がいるんですよねぇ
昨日も対面で透析治療をしている患者さんなんですが・・
夜寝れないといって眠剤を飲み、その影響で透析中は爆睡!
爆睡しても血圧が下がらなければ問題はないのです。
でも透析開始して30分もすると低血圧のアラームが鳴りだします
○○さん寝ちゃだめだよ 起きてよ~と声がけされても意識がもうろう
起きる気が無いんですよねぇ
透析中に眠ってしまうと大体は血圧が下がってしまいます。
どうも透析前に眠剤を飲んできていたらしい・・
透析中の血圧低下を防ぐのには起きておくという対応があります。
眠剤飲んでたらそりゃ眠くなるわけだ(>_<)
小柄なおばはんなのに体重が5kも6kも体重を増やしてきて、六時間透析しても除水し切れてなくて残し、また増やして全部の水が引けない。
とうとう三日連続の透析で除水してようやくドライ体重になったりしてます。
生活習慣のアドバイスを看護師さんやMEさんから受けても守るつもりなさそうです。
眠剤を朝飲まないでと看護師さんが注意してましたね
「家にある眠剤を一度病院に持ってきて」透析室で管理してその都度渡すようにすると言ってました。
除水できないほど体重を増やして来たら自分自身の身体がしんどくなったりする。
少しは自分の体を労わってあげたらなぁと思っちゃうんですよね・・
透析患者はわがまま?
今日の透析は何時ものベッドに戻り・・
と言うことはセクハラ、わがままエロジジイの隣という事ですね(>_<)
ベッドの移動を看護師長に懇願しましたが、
当施設ではベッドが満床という事でベッド移動もままならず・・
別の曜日に移動すればベッドの移動は可能とは言ってくれたんですが
現在の曜日に透析することで慣れててるので透析日の変更はしたくない。
透析日の変更はしたくないので我儘爺さんの隣でも仕方ないです。
看護師さんの掲示板やネットを見ていると透析患者というのは我儘ということで
問題視されたり嫌われているようですねぇ(+_+)
慢性腎不全で透析治療を受けている透析患者というのは完治というのは現在の医学では可能性がない。
腎機能を取り戻すのには腎移植しかないという状況です。
なので透析患者というのは腎不全が治らないので一生透析をし続けなければならないんです。
死ぬまで透析に通わないといけないというプレッシャーもあります。
透析を10日しなかったら尿毒症で確実に死にます・・
透析患者の中には「透析治療しても治らないんだから」「どうせ死ぬんだから」と透析生活を受け入れられなかったり、投げやりになっている透析患者もいます。
そんな透析患者は看護師さんに我儘を言ったり、横柄な言葉を投げかけたり・・
そんなこんなで透析患者はわがままというのがイメージとしてあるようです。
私の隣のジジイを見ても透析患者はわがままと言われても仕方ないなと思ったりします。
殆どの透析患者というのは常識もあり周りへの心遣いがあります。
一部の迷惑でわがままな透析患者がいることで透析患者全体のイメージが悪くなるのは困ります。
私自身も「人の振り見て我が振り直せ」ということを肝に銘じます。
毎回透析治療を行ってくれる透析スタッフに感謝、感謝!
今日も命を繋ぐことができました。